ハウステンボスカメラ部第2期 第3回レポート!
「ハウステンボスカメラ部」は、フォトジェニックなテーマパーク「ハウステンボス」を運営するスタッフが、写真・カメラの基礎を学び、上質な写真と映像を、お客様に近い目線で持続的に発信することを目的に2020年より活動しています。
OMデジタルソリューションズでは、機材の貸し出しと写真講習プログラムを提供しています。
「ハウステンボスカメラ部第1期」に引き続き、2023年1月より「ハウステンボスカメラ部第2期」がスタート。
第3回のテーマは、「人物&夜景・イルミネーション」
講師には、大阪ご出身で兵庫県芦屋市に「Recon PHOTO SCHOOL」を開講している田川梨絵先生をお迎えしました。田川先生には、古くから関西エリアの写真教室講師をお願いしており、熱血指導で人気の写真家さんです。
わたしは今回がはじめてのハウステンボス。事前にホームページで下調べをしていたものの、実際に目の前に広がるヨーロッパの街並みは圧巻でした。中世オランダの街並みを再現した異国情緒あふれる街並みと潮の香り、街の中で流れるBGMは気分を高揚させてくれます。プライベートで再び訪れたい素敵なテーマパークでした。
今回参加したハウステンボスカメラ部メンバーは15名。田川先生の講習内容を活かしながら、各々が楽しみながら写真表現を追及されている姿が印象的でした。その様子を詳しくレポートしていきます。
事前講義:人物&夜景・イルミネーションの撮り方セミナー
人物撮影において重要なポイントは大きく分けて3つ。
①絞り&レンズ
②背景&光
③表情&アングル
実際に田川先生が撮影された作品を見ながら、3つの要素が写真の印象を大きく左右することを学んでいきます。
個人的に一番おもしろいと感じたのは③表情&アングルの部分。
技術や知識では引き出せない被写体の魅力はポートレートならでは。
田川先生曰く、「良い表情を引き出すコツは“とにかく相手を褒めまくること」
ハウステンボスの社員様はとても仲良しなので、すぐにコツをつかめそうです。
撮影実習:ポートレート撮影
田川先生による実演を行った後、4~5人のグループに分かれて園内を自由に撮影します。カメラ部のみなさん、園内はホームグラウンド。映える撮影スポットをどんどん発見していきます。私は撮影サポートとして各グループの後ろをついて回ったのですが、見失わないよう付いていくのが精一杯でした。。
カメラ部のみなさんは自分なりの「良い写真」を見つけるのがとても上手です。講習で身に付けた知識を活かしながら、場所を変え、ポーズを指示し、和気あいあいと撮影を楽しんでいました。
今回集まったカメラ部メンバーは気心知れた仲間同士でしたが、ポートレート写真はカメラを通したコミュニケーション作りにも効果があることを実感し、写真を記録するだけではない、カメラの存在意義を感じました。
撮影実習:夜景ポートレート撮影
夕方になり陽が落ちてくる頃、街灯とイルミネーションで街はロマンチックな雰囲気に。まさに「光の王国」という表現がぴったりです。
昼間の自然光を活かした撮影とは打って変わり、街明かりを活かした撮影にチャレンジしていきます。
第3回講習を終えて
撮影サポートの立場で参加させて頂きましたが、自分自身の学びも多く、田川先生の熱血指導と、カメラ部メンバーのみなんさんが楽しそうに撮影されている姿を見て「写真撮影を通じたコミュニケーション」がポートレート撮影の魅力!わたしもポートレート撮影を楽しみたい!と感じました。
コロナも落ち着き、旅行やイベントの規制が緩和されていく中、家族や友人とカメラをもって出かける機会を増やしたいですね。行先はもちろんハウステンボスです。
文・写真:ハウステンボスカメラ部、OM SYSTEM note編集部