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Special Photo Artist ~2023秋~

撮影会、作品の選び方、写真展、優秀作品の表彰。これらを一度に体験でき、しかも4人の写真家をお迎えして実施するのが「OM SYSTEM ゼミ スペシャルフォトアーティスト」です! 写真家の指導を仰ぎながら、腕に覚えのある人もない人もみんなが集まって楽しく、助け合い、刺激しあって、より良い作品、写真展を創りあげる、そんなイベントです。
今回は写真家の川野恭子先生、喜多規子先生、秦達夫先生、吉住志穂先生を講師にお招きして実施した昭和記念公園での撮影会、OM SYSTEM PLAZAでの写真展とトークショー&表彰式の様子をお伝えします。
●撮影会:2023年10月15日(日)国営昭和記念公園
●写真展:2023年10月26日(木)~27日(金)OM SYSTEM PLAZA
●トークショー&表彰式:2023年10月28日(土)OM SYSTEM PLAZA


天気は雨だけどテーマは「自然にダイブ!」、だいじょうぶ?

雨です。撮影会当日の天気は朝から雨だったのです。しかしOM SYSTEMをお使いのお客様は「防滴だから大丈夫!」「雨の日ならではの作品が撮れる!」「こんな機会でなければ雨の日に出かけることないものね!」と全く怯む様子がありません。頑張りすぎて水たまりや、雨に濡れた花壇に本当にダイブしてしまうお客様がいたらどうしようと心配をしていましたが、皆さんの心意気に励まされたスタッフ一同は、そんなことは忘れて出かけたのでした。

傘をさして頑張ります
マクロレンズで葉から落ちる雫を狙います
雨でもしゃがんでローアングルを狙います

皆さん、自然にダイブしていますねぇ!
そして講師の先生方も、傘をさしながら一生懸命指導してくださいました。

秦達夫先生の作品に声を出して驚くお客様
吉住志穂先生の構図、設定を学ぶお客様

雨から晴れへ。バリエーション豊かな作品が撮れたようです。

しばらくすると雨は徐々にやみ出し、日が差してきました。雨から晴れへ。こうなると逆光や水たまりの映り込みなど狙うものが変わってきたようです。

逆光の作品づくりを指導する喜多規子先生
構図を指導する吉住志穂先生
映り込みを撮るお客様~秦達夫先生曰く「いじけているわけではありません(笑)」
思い描いたイメージどおりの作品が撮れたようです

部屋にもどって作品選び~「写真は二度撮る」、そして講評会

今日一日撮ったものを見直して何がテーマだったのか、狙ったように表現できているか、できていなかったら何が悪かったのか、今日のイチバン良い作品はどれだろう?といった考えで見直すことはとても重要なことで、「それは撮ることと同じくらい自分の中に撮影のためのイメージを刷り込む重要な作業」とのことです。この見直す作業は二度目の撮影に匹敵し、これにより「写真は二度撮る」(秦達夫先生)というそうです。
撮影時間は楽しくてあっという間に過ぎるようですが、部屋に戻ってからの「二度目の撮影」に苦労される方がいらっしゃるようですね。そしてもしかしたら、先生から講評をいただいたり、同じ場所を撮っていたはずの仲間が全く違う写真を撮っていることに気付いたりした時、さらに三度目、四度目の撮影となっているかも知れないのです。

悩んでいらっしゃるようです
この後、なぜか吉住志穂先生は爆笑
秦達夫先生の温かい講評
「いいですね、OKです!」(川野恭子先生)
ひとりひとりの作品にみんなで拍手(喜多規子先生)

OM SYSTEM PLAZAで写真展とトークショー&表彰式

撮影会が終わって2週間後にはOM SYSTEM PLAZAで写真展と先生方のトークショー、そして優秀作品の表彰式が行われました。多くのお客様にお越しいただき、盛り上がりましたね。

スライドを見ながら当日の様子を振り返ります
(壁面には参加者全員の作品が飾られています)

まずはご参加いただいた皆さんの集合写真で振り返りの開始です。

川野恭子先生グループ
(傘をさしながら定番のポジション)
喜多規子先生グループ
(雨を避けて屋根の下で)
秦達夫先生グループ
(こちらも雨を避けて屋根の下で)
吉住志穂先生グループ
(傘無しで定番ポジション)

そして前出のスライドを見ながら、その日のエピソードを思い出し大笑い、です。

秦達夫先生が水たまりにダイブ、の話
「OKです」はクセなわけではありません

ひととおり当日の様子を振り返った後は各先生賞、OM SYSTEM賞、準グランプリ、グランプリの発表と表彰です!
各先生賞はグランプリ、準グランプリ、OM SYSTEM賞受賞作品を除いて、各先生が自分のグループの作品の中で最も優れた、最も好きな作品を選んでいただいております。副賞として双眼鏡8x21 RC IIを贈呈しています。

受賞作品


川野 恭子 賞

両角 文雄(モロズミ フミオ)
【 ようこそ この国へ 】

Camera:OM SYSTEM OM-1
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
被写体、ピント、背景、タイトル、すべてOK です!

喜多 規子 賞

山口 ひろみ(ヤマグチ ヒロミ)
【 舞いおりてきた天使 】

Camera:OM-D E-M1 Mark Ⅱ
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
レンズについた雨粒を上手く利用しましたね

秦 達夫 賞

髙木 晶代(タカギ アキヨ)
【 とびはねる 】

Camera:OLYMPUS PEN-F
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
雨の中、本当に頑張りました!

吉住 志穂 賞

大熊さゆり(オオクマ サユリ)
【 朱(アカ) 】

Camera:OM-D E-M5 Mark Ⅲ
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
「多重露出と、朱の配置バランスが絶妙です」

グランプリ、準グランプリ、OM SYSTEM賞は4名の先生がグループの枠を越えて優れた作品数点を選び出し、一次、二次の選考過程を経て決定しています。副賞はOM SYSTEM賞がロゴ入りタンブラー、Tシャツ、キャップ、手ぬぐいの詰め合わせ、準グランプリがM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro、グランプリが新製品Tough TG-7です!


OM SYSTEM賞

関 麻由美(セキ マユミ)
【 ギフト 】

Camera:OLYMPUS PEN-F
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
関麻由美様はご欠席だったため秦達夫先生が代わりに作品解説をされました。

準グランプリ

大塚 俊郎(オオツカ トシロウ)
【 夏色を流して 】

Camera:OM-D E-M1 Mark Ⅲ
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
準グランプリを受賞された大塚俊郎様 堂々の解説ぶりです。

グランプリ

守田 裕彦(モリタ ヤスヒコ)
【 秋雨美花 】

Camera:OM SYSTEM OM-1
Lens:M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
グランプリを受賞された守田裕彦様、おめでとうございます!
ご来場の奥様も大変お喜びの様子でした!

最後はみんな笑顔の集合写真です。

2週にわたって開催された「スペシャルフォトアーティスト2023秋」、これですべてのプログラムが終了です。ご参加いただいた皆様、ご指導くださった川野恭子先生、喜多規子先生、秦達夫先生、吉住志穂先生、ありがとうございました!

文:Special Photo Artist実行委員 森 暁
写真:Special Photo Artist実行委員メンバー

今回の取材で使ったカメラ・レンズ
Camera:
OM SYSTEM OM-1
Lens:
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 PRO

#omsystem #PhotoArtist

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