見出し画像

ジェットダイスケ写真展「水辺のかたちを知る試行錯誤」

琵琶湖は風光明媚な場所として知られ、数多の撮影スポットが点在し写真愛好家たちを楽しませている。しかし235.2kmにも及ぶ周囲長から、その水辺や対岸の全貌を把握するのは難しい。作者は湖畔を歩き、自転車で旅をし、また時には船に乗りながら、そのかたちを知るべく撮影を繰り返してきた。古くは近江八景、あるいは近代に選定された琵琶湖八景といった名所もあるが、撮影スタート時の思惑としては「湖国一景」がコンセプトであった。「うみ」とも呼ばれるほどの広大さから、どこから見ても平坦な一本線が引かれているものと想定していたのである。だが、いざ撮影を開始してみれば、実に複雑な線が織りなすかたちや営みが見え始めた。本展は一年余に渡るその試行錯誤の途中経過である。

撮影に際しては可搬性を重視し、OM-1、OM-5と高倍率のズームレンズを主に使用した。アートフィルター「ラフモノクローム」を設定し、ファインダー像を粗いハイコントラストのモノクロとすることで、かたちを炙り出すような気持ちでフレーミングした。

作品点数 24点

■期間

2023年8月17日(木)~28日(月)10:00 〜 18:00  最終日 15:00 まで
入場無料  ※休館日8月22日(火)・23日(水)

■イベント

2023年8月20日
13:00-13:30 写真展トーク「水辺のかたちを知る試行錯誤」
13:50-14:30 ジェットダイスケ PLAZAトーク

■作家プロフィール

ジェットダイスケ/JETDAISUKE 
日本最初の動画レビュアー、現在おもにカメラ製品の批評や写真にまつわる話題を配信。90年代より映像作家として活動しつつWeb動画の可能性を模索。ビデオブログ用に考案した「ジェットカット」という編集法はネット動画における一般技法として定着、今日では他の映像分野でも用いられる。2014年より写真家としても活動を開始、代表作に「空蝉」シリーズ、「追憶のエピゴーネン」など。カメラ関連誌にてコラムも連載中。

■会場

OM SYSTEM PLAZA Creative Wall(クリエイティブウォール)

●営業時間
10:00~18:00
火曜・水曜定休、GW・夏季・年末年始の長期休業

●所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル B1F
電話番号:03-5909-0190

●アクセス
新宿駅西口から徒歩5分
新宿西口地下ロータリー左側の地下道を都庁方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。

都営地下鉄大江戸線都庁前駅から徒歩4分
B1出口から地下道を新宿駅方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます! 「OM SYSTEM note」では、「人生を彩る最高の映像体験ストーリー」綴っていきます。 「OM SYSTEM note」のフォローをお願いします。