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ハウステンボスカメラ部第2期スタート!

「ハウステンボスカメラ部」は、フォトジェニックなテーマパーク「ハウステンボス」を運営するスタッフが、写真・カメラの基礎を学び、上質な写真と映像を、お客様に近い目線で持続的に発信することを目的に2020年より活動しています。
OMデジタルソリューションズでは、機材の貸し出しと写真講習プログラムを提供しています。
「ハウステンボスカメラ部第1期」に引き続き、2023年1月より「ハウステンボスカメラ部第2期」がスタートしましたのでレポートしていきます。

■講習プログラム
第1回  カメラの基本操作・写真の基礎  ← 今回のレポート
第2回 撮影実習【夜景・イルミネーション撮影実習】
第3回 撮影実習【人物&夜景・イルミネーション】
第4回 撮影実習【グルメ・商品撮影】

 ハウステンボスカメラ部 第2期キックオフ - 2023年1月11日

2020年からハウステンボスさんと一緒にお取組みさせていただいている、ハウステンボスカメラ部の第2期が遂にスタートしました!
あ、自己紹介が遅れました。普段は法人営業を担当しており、第1回講師を務めさせていただいた本庄です!

ハウステンボスと言えば、日本一広大なテーマパーク(東京ドーム33個分)として知らない人はいないと思いますが、恥ずかしながら私自身今回が初めての訪問でした。園内は異国情緒に溢れ、昼はお花、夜はイルミネーションと、カメラが大活躍のフォトスポットばかりです。

第一回はSNSチーム・広報を中心に、15名のスタッフの方々にご参加いただきました。数名の方は第1期にもご参加いただいておりますが、ほとんどの方はカメラ初心者です。私も新入社員として入社した時は、カメラを触ったことすらほとんどなかったため、新入社員の時を思い出し初心者の方にも分かりやすい講義を心掛けました。

今後参加してくださった方の業務に活かしていただくのももちろんですが、なによりカメラを楽しんでいただきたいと思います! 

カメラ・撮影についての基礎知識

オリエンテーションが終わり、いざ講義がスタート。
最初はカメラの持ち方・基本設定から撮影・レンズの基礎知識等を覚えなければいけません。本来なら当社の写真教室OM SYSTEMゼミで3回に分けて学習する内容ですが、スケジュールの都合上かなり詰め込まれています。内容が多い上に座学ばっかりになってしまうと、頭に入りづらくなってしまうため実演を多めに取り入れ手を動かし体感していたくよう講義を行いました。新入社員のころ、同じ内容の研修をしていただいている時に睡魔に襲われ当時の上司に怒られたのを今でも鮮明に覚えています(笑)。
ただ、ハウステンボス社員の方々は私と違い優秀です。座学の時は熱心に聞き、実演に入ると周囲の方で互いにフォローし新しい知識を吸収していました。

第1回の山場は、露出の三要素です。「絞り」「シャッター速度」「ISO感度」の相関関係を理解し、撮影の幅を広げていく内容ですが、最初はなかなか難しい。カメラを本格的に始める上で、一番最初にぶつかる壁かと思います。ここは講師としても伝え方が難しく、どうすれば理解していただけるかかなり考えた部分になります。写真表現にどのような変化がでるのかを理解してもらうため作例を見せながら説明し、実際にSモード・Aモードで被写体・隣の方を撮影してもらいました。

いざ屋外撮影へ

長い座学が終了し、学んだことを実践する屋外講習へ。通常なら撮影スポットを探すのに苦労しますが、その点お花あり、お洒落な建物がありと全く苦労しませんでした。さすがハウステンボスさん。

 一眼カメラを使用しない方のほとんどはスマートフォンを使用して写真を撮りますが、一番の違いはボケ感だと思っています。今回はボケ感と焦点距離による遠近感の違いをメインに実習を行いました。

はじめは講習で学んだことを実践するのに苦労していた様子ですが、アドバイスを聞いたり第一期から参加している方にコツを教えてもらうことで皆さん終盤には素晴らしい写真が撮れていたように感じます。

 下の写真は、木々の隙間から玉ボケを撮影している様子ですが、人が集まり撮影しているのを見て何か珍しい生き物でもいるのか?とお客さんが続々と集まってしまいました。笑


木漏れ日を使って玉ボケを練習中
撮影に夢中になっているスタッフが”可愛い!”と、みんなで後ろから撮影
ボケ味を確認しながら、繰り返し撮影
お花と同じ目線で撮ってボケ味を確認

第一回講習を終えて

今回講師という立場でハウステンボスカメラ部に参加させていただきましたが、私自身数多くのことを学ばせていただきました。通常の業務でも研修会・勉強会をやる機会はありますが、カメラに知識のある方々がメインです。一般のお客様目線に近い中での講習は、今後の営業活動に間違いなく活きてくると感じています。

また、ハウステンボスの社員の方々の学習意欲・一体感には感銘を受けました。講義でインプットしたことを、実践では積極的に挑戦しアウトプットしていく姿勢を目の当たりにし身が引き締まりました。なにより、分からない人がいたら周囲の方が自らフォローして一緒に成長していく様子には組織としての団結・一体感が感じられハウステンボスというテーマパークにより一層魅力を感じるようになりました。

ここから第2期の終了までカメラをお貸出しさせていただくのですが、冒頭でも述べた通りカメラを好きになっていただき、何より楽しんで素晴らしい写真を撮影していただきたいと思っています!

講習を通じてハウステンボスさんの魅力を知り、プライベートでも絶対訪問することを決めました。今回体感できなかった魅力はまだまだあると思うので、今度は一般のお客さんとして訪問し心おきなく楽しみたいと思います!

文・写真:本庄勇人

今回のレポートで使ったカメラ・レンズ
Camera:OM-D E-M10 Mark Ⅳ
Lenz:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
           M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

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