ながはまゴールデンバードフェスティバル2023 体験記
2023年4月30日(日)滋賀県長浜市の湖北野鳥センター/琵琶湖水鳥・湿地センター(以下、野鳥センター)においてOM SYSTEMとコラボ企画 『探鳥・撮影体験会』『講座 野鳥撮影に最適なOM SYSTEM機材と機能について』が開催されました。
主催は野鳥センター、協力OMデジタルソリューションズ株式会社。長浜ローカルフォトもイベントのサポートとして、メンバーから川瀬と竹中が参加しました。
探鳥・撮影体験会
午前は「探鳥・撮影体験会」。はじめに、OMデジタルソリューションズ菅野幸男さんから、カメラの使い方をレクチャー。その後は「飛んでいるシーン」と「止まっているシーン」別に、あらかじめカスタム登録をしたOM SYSTEMの最新ミラーレス一眼カメラOM-1と超望遠レンズを使って野鳥撮影に挑みました。
この日は前日からの雨が降り続いていて、撮影体験ができるか心配されましたが、外に出る頃には雨も止み無事にスタート。野鳥センター職員さん2名が、鳥のガイドをしてくださいました。職員さんによると、雨上がりは餌を探したり、仲間でコミュニケーションを取ったりと、鳥たちが活発に動き出す絶好のタイミングだそうです。その言葉どおり、センターの外に出ると鳥たちの賑やかな声が聞こえます。田んぼにはアオサギやダイサギ、空にはトビやカルガモ、ヒバリなど次から次へと被写体が。1時間半程の間に、なんと23種類もの鳥を目にすることができました。
参加者の中には、鳥を撮影するのは初めてという方も何名かいらっしゃいましたが、止まっている鳥、飛んでいる鳥のシーン別に事前に登録したカスタム設定ダイヤルに合わせるだけで、ピント合わせも楽々な様子でした。大阪から参加した女性は「こんな便利なカメラを持っていると、鳥を撮るのが楽しくなりますね!」と、撮影した画像をチェックしながら楽しそうに話していました。
鳥のことがわからなくても、野鳥センター職員さんがガイドをしてくださるので、参加者の皆さんも「これは贅沢!」と言うほど。また鳥たちの生活を妨げないように、警戒している時の特徴や撮影する際のマナーなどもあわせて教えてくださるのでとても学びになりました。
野鳥セミナー:野鳥撮影に最適なOM SYSTEM機材と機能について
午後は、野鳥センター内で野鳥撮影セミナーを開催。講師は、自然写真家の田中博さん。OMデジタルソリューション株式会社に勤務する傍ら、写真家として昆虫、花や野鳥を撮影されています。特にトンボ撮影がライフワークのようで、ご自身のホームページで紹介したり、写真展を開催したりされています。
野鳥セミナーでは、野鳥撮影において大事なのは鳥の生態を知ること、野鳥の世界での標準レンズは、鳥との適切な距離を保つため、800mm(35mm判換算)という超望遠レンズとなることや、撮影のマナーなどを紹介されました。
そして、飛んでいる野鳥の目に簡単にピントを合わせられる「AI被写体認識AF(鳥)」やAF/AE追従で最高50コマ/秒の高速連写ができること、小型化や手ぶれ補正により1000mm相当(35mm判換算)の超望遠レンズも手持ち撮影可能なことや野鳥が飛び立つ瞬間を逃さないプロキャプチャー機能など、OM SYSTEMの野鳥に優しく、撮りやすい機能を紹介されました。
セミナーの後は、受講者の皆さんは最新のカメラやレンズを手にして感触を確かめていました。特に超望遠レンズを手にして、「これを手持ちで撮影できるなんて・・」と驚いた様子で、まさに野鳥に特化したカメラ・レンズだと納得した様子でした。
この探鳥・撮影体験会は、今後も開催される予定ですので、湖北野鳥センターのホームページやSNSをぜひチェックして、ぜひ、野鳥の楽園「長浜」で、OM SYSTEMのカメラとともに野鳥撮影を満喫してください。
文・写真:竹中昌代、川瀬智久
湖北野鳥センター/琵琶湖水鳥・湿地センター
http://www.biwa.ne.jp/~nio/
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