中村 利和 写真展「鳥の肖像」
子供の頃、大空を自由に飛ぶ鳥たちに憧れました。その憧れが今も鳥たちにカメラを向けさせているのかもしれません。
野鳥の観察、撮影を始めて40年以上経ちました。その間、鳥たちを取り巻く環境も変化し、またその鳥たちを観察する側の私たちの環境も変わっていきました。
そんな中で私が変わらず続けてきたもの、それは鳥たちの暮らす環境と共に、鳥たちの生き生きとした自然な姿を記録すること。この年のこの季節、この日のこの時間、この鳥がこの場所で逞しく生きていたという証しを記録する、ということです