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わたしのまちとカメラ

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『わたしのまちとカメラ』マガジンでは、地域の風景・文化・暮らす人々を、OM SYSTEMを使って、写真・映像で発信する「素敵な人」にフォーカスし、「カメラで変わるわたしのまちのウ… もっと読む
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#motoko

地域写真という新たな地平

はじめに ローカルフォトとその始まりの「小豆島カメラ」が今年で10周年ということで、OMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)の菅野さんからテキストをお願いされて書いている。月並みだが、本当にあっという間の10年であった。 専門家から "百姓”へ。少し前まで一人に一つだけだったキャリアが、今やいくつも掛け持ちが可能になった。例えば「小豆島カメラ」メンバーのひとり、三村ひかりさんは農業に勤しむ傍らカフェ経営をし、来春から宿泊業も始める。そして彼女のような地方の人も、同時並行

「暮らしの中で見つけるスペシャルな瞬間を撮り続けたい」 - 三村 ひかり

みなさんこんにちは。(小豆島カメラ)の大川です。 メンバー同士がお互いにインタビューし、紹介してきた連載「わたしのまちのカメラ」、最後の7人目の紹介となります。 小豆島カメラ結成から約10年ですが、この連載を通して、メンバーの思いや魅力など、初めて知ることが多く、面白いなぁと思いました。 今回は、小豆島に2012年に家族で移住し、HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)として農業&カフェを営む、三村ひかりさんを紹介します。 ひかりさんは、いつも笑顔で思いっきり笑っている印

はじめまして、岡崎カメラです。

はじめまして。岡崎カメラの山崎翔子です。 私は2015年に愛知県岡崎市に引っ越し、現在は「Micro Hotel ANGLE」のスタッフをしながら、自分のお店も運営しています。そんな仕事のかたわら、岡崎の都会でも田舎でもなく新旧がちょうどよく入り混じる、日常の風景や人々の営みを撮影して発信しています。 今回が岡崎カメラとして最初の記事になるので、まずは私たちの自己紹介から始めさせていただきます。 私たち「岡崎カメラ」は、カメラを片手に岡崎のまちの人と交流を深めながら、主に暮

「カメラを通して社会を学ぶ」真鶴カメラのローカルフォト活動

皆さま初めまして。松平直之と申します。大学を卒業後、映像作家として25年ちかく活動しています。20代までは大阪で育ち、30代で上京。そして40代を過ぎてから神奈川県の西の端、真鶴町に移り5年が経とうとしています。 2021年に、同じ町内に暮らす写真家の仁志しおりさんと「真鶴カメラ」というローカルフォト活動を始めました。 今回は、大都市圏に暮らしてきた僕が、なぜ人口7000人に満たない小さな半島に活動の場を移したのか。そして何を目指してこの町でローカルフォト活動を始めたのかを

撮りたいものが見つかった、小豆島の出張写真館「しまもよう」 - 牧浦 知子

こんにちは、〈小豆島カメラ〉の三村ひかりです。 私たちは、小豆島での日々の暮らしのなかで出会う、美しい景色、おいしい食べもの、優しい人々をOM SYSTEMのカメラで撮影して発信しています。 小豆島カメラの7人のメンバーがお互いをインタビューし、ひとりずつ紹介していく連載「 わたしのまちとカメラ #小豆島カメラ 」を読んでいただけたでしょうか。 私も知らなかったメンバーの一面が書かれていたりして、お互いのことを改めてインタビューするのっておもしろいなと思いながら読みました

カメラがつなぐ、人と街の歓び。- 山内美和子

さてさて、皆さまこんにちはです♪”写真でまちを元気に!”をモットーに活動している「長浜ローカルフォト」メンバーの田中仁です。メンバーの紹介をさせてもらっている5回目となる今回は、長浜ローカルフォトの副代表を務める山内美和子さんをご紹介いたします。 個性的なメンバー揃いの長浜ローカルフォトの中でも副代表の山内さんは、特産品販売員として勤務。さらに地元のまちづくり団体にも所属し、長浜市の地域活力プランナーや学童支援員、図書館理事を熟す傍ら、4人のお子さんを育てる一際アクティブ感あ

カメラを持ち、一歩踏み込むことで広がったいとしい世界  - 竹中昌代

こんにちは!”写真でまちを元気に!”をモットーに活動している、「長浜ローカルフォト」のメンバーの居川美保です。メンバーの紹介をさせてもらっている、第4回目となる今回は、長浜ローカルフォトの副代表を務める「竹中昌代さん」をご紹介したいと思います。  何を隠そう、私も昌代さんの写真が大好きなひとりです。いきいきとした被写体の表情や彼女が切りとる暮らしの写真はどれもあたたく、心が和むのです。 「長浜ローカルフォト」は、人生の転機!? 昌代さんのカメラとの出会いは、2016年に始

ー 日々の瞬間を撮る ー 何気ない暮らしとその奥にある豊かさ - 居川美保

 こんにちは!長浜ローカルフォトメンバーで副代表の山内美和子です。 私は4人の男の子の子育てをしながら、まちづくり・地域活動に関わるお仕事、さらにフォトグラファーとして活動をしています。  さて、”写真でまちを元気に!” をモットーに、OM SYSTEMのカメラを使って長浜の「人」「暮らし」「こと」などを発信している「長浜ローカルフォト」。  第3回目となる今回も、前回に引き続いてメンバーの素顔や、カメラを通して日々感じている事などを深掘りしていきます。  長浜ローカルフォト

はじめまして、真鶴カメラです。

はじめまして。真鶴カメラの仁志しおりです。フリーランスのフォトグラファーとして15年ほど活動しています。かつて私はニューヨークや東京に住んでいましたが、山と海がある暮らしに憧れて、3年前から真鶴で暮らし始めました。第一回目は、なぜ真鶴でローカルフォト活動を始めたのか、お話しようと思います。 真鶴カメラとは 私は昨年から、映像ディレクターの松平直之さんとともに写真活動「真鶴カメラ」を始めました。真鶴カメラは、神奈川県の西端にある小さな半島・真鶴町に暮らす10人によるローカル

カメラを持つことで見えたまちの魅力、人との出会い - 田中香織

写真でまちを元気に!”をモットーに、OM SYSTEMのカメラを使って長浜の「人」「暮らし」「こと」などを発信している「長浜ローカルフォト」ローカルフォトの先輩である「小豆島カメラ」のみなさんと同じように、今回からメンバー同士がお互いにインタビューをして、順番に一人ずつ紹介していきます。長浜ローカルフォトは現在30代〜50代の男女9名で活動しています。個性豊かなメンバーが、どのような思いで活動しているのか。カメラを持ってまちに踏み込んでみて見えてきたことなど、メンバーそれぞれ

はじめまして、長浜ローカルフォトです。

こんにちは!長浜ローカルフォトメンバーの川瀬智久です。長浜ローカルフォトの市民団体一員として活動していて、本職は長浜市職員です。 今回長浜ローカルフォトとしては、第1回目の発信ということで、「長浜ローカルフォトってどんな活動しているの?」と「どうしてローカルフォトの活動を始めようと思ったの?」を僕自身の思いも含めてお話しします。 写真でまちを元気に!長浜ローカルフォト長浜ローカルフォトは、前身の“長浜ローカルフォトアカデミー”を経て、2019年に長浜大好きメンバーで設立し

はじめまして、小豆島カメラです。

はじめまして、〈小豆島カメラ〉の三村ひかりです。 2012年から瀬戸内海の離島、小豆島で暮らし始め、島での日々の出来事や美しい風景を撮影して発信しています。 今回が小豆島カメラとして最初の記事です。まずは小豆島カメラの自己紹介から始めさせていただきますね。 小豆島カメラとは?小豆島カメラの活動は、2013年10月から始まりました。 写真を撮るのは、小豆島で暮らす7人のメンバー。日々の暮らしのなかで出会う、美しい景色、おいしい食べ物、優しい人々をOM SYSTEMのカメラ

ローカルフォトのはじまり

はじめまして、写真家のMOTOKOと申します。プロとして仕事を始めたのが1996年、今年で26年になりますが、今回はわたしの写真についてではなく、近年取り組んでいる「ローカルフォト」というプロジェクトについてお話しをさせていただこうと思います。読者の中にはすでにご存じの方もいるかもしれませんね。 写真でまちを元気に! ローカルフォトとは、「写真でまちを元気に!」をスローガンに、地域の人々がその土地の暮らしや文化を写真に撮ってSNS等で発信し、観光や移住につなげる住民主導の