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わたしのまちとカメラ

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『わたしのまちとカメラ』マガジンでは、地域の風景・文化・暮らす人々を、OM SYSTEMを使って、写真・映像で発信する「素敵な人」にフォーカスし、「カメラで変わるわたしのまちのウ… もっと読む
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#小豆島

「わたしのまちとカメラ」#小豆島カメラ noteまとめ。

001 はじめまして、小豆島カメラです。 002 カメラと見つけて伝える、移りゆく何気ない風景の輝き - 古川 絵里子 003 カメラとともに見つける、いい時間 - 大川佳奈子 004 カメラを携えて、醤油の世界を伝えていく - 黒島慶子 005 日常の中にあるキラキラした瞬間を - 太田有紀 006 文章に写真をのせて - 坊野美絵 007 撮りたいものが見つかった、小豆島の出張写真館「しまもよう」 - 牧浦 知子 008 「暮らしの中で見つけるスペシャルな

小豆島カメラ10周年写真展イベントを終えて

みなさん、こんにちは! OM SYSTEM PLAZA Creative Wallで、2024年1月4日〜15日まで開催した小豆島カメラ10周年の写真展、沢山の方々に支えられ、無事に終えることができました。 13日は「写真によるまちづくり 10年」トークショー、13日・14日はポップアップマルシェ小豆島を開催しました。 今回は、そのイベントレポートと、出演した小豆島カメラメンバーの今の気持ちをお伝えしたいと思います。 「写真によるまちづくり 10年」トークショーには、モデレ

小豆島カメラ10周年をむかえて

みなさん、こんにちは!小豆島カメラが活動をはじめて10年が経ちました。ふりかえってみると、毎日の写真投稿、写真展や小豆島撮影ツアー、暮らし体験ツアーなど、いろいろなことがありました。今回の記事では、メンバー7人それぞれの10年間で変わったもの変わらないこと、今の気持ちをお伝えしたいと思います。 小豆島カメラの活動紹介はこちら メンバーからのメッセージ 黒島慶子 10年前は独身だった私も、2017年に愛知県の人と結婚。それでも小豆島という拠点を大切にしたく、小豆島と愛知

小豆島の「美味しい」に出会う旅

みなさん、こんにちは。「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」5回目は、小豆島カメラの黒島が、美味しいものに出会える生産現場、そして魅力溢れる生産者をご紹介します。 美味しい食材に恵まれた小豆島 私が小豆島の好きなところを真っ先に挙げるなら、食の豊かさ。 海の幸や山の幸はもちろんのこと、風味も楽しめる油であるオリーブオイルやごま油、また醤油の代表産地。その醤油を使った佃煮の生産も盛ん。さらに素麺の3大産地の一つでもあります。そして、このような美味し

山の珈琲時間

みなさん、こんにちは。「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」4回目は、小豆島カメラの大川が、山で楽しむ珈琲時間の魅力をお伝えします。 山で珈琲を飲むようになったきっかけ 前々から珈琲は好きで、東京に住んでいた頃は、毎朝、カフェに立ち寄るのが日課でした。 今でこそ、小豆島には、美味しい珈琲を飲めるカフェが多く、小規模のわりに激選区となっていますが、住み始めた当時は、お店があまりなく、休日は、美味しい珈琲を求めて高松まで渡っていました。 そん

文学から紐解く小豆島 〜郷土料理を掘り起こす〜

「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」の第4回目。今回は小豆島カメラの坊野が小豆島出身の作家、壺井栄についてご紹介します。 小豆島生まれの作家、壺井栄 小豆島から生まれた文学者といえば壺井栄…と島で暮らしはじめてから、その名をよく聞くようになりました。恥ずかしながら、昔の言葉で読みづらそう…と勝手な思い込みでなかなか手をつけられていなかったのですが、ふとした時に代表作の小説『二十四の瞳』を読んでみたことがあります。恐る恐るページをめくってみると、

小豆島に初めてのワイナリー ~ 224winary ~

こんにちは。小豆島カメラの牧浦です。「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」の第3回。今回は島に初めてできたワイナリー「224winery」へ行ってきました! 丘の上に見える気になる建物 私が住む戸形地区は、小豆島西部にあり小瀬・千軒・柳の三つの集落があります。目の前の海には高松や岡山を結ぶフェリーが行き交い、遠くには瀬戸内の島々が浮かび、一年中夕日を楽しめるエリアです。 その海沿いの集落に何年も前から車で通るたびに気になっていた、丘の上にあるポ

瀬戸内サンセット 〜夕暮れの時間を楽しむ〜

夕陽が優しくすべてを包み込み、世界を茜色に染め、島の陰影を印象的に浮かびあがらせる。 みなさん、こんにちは。「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」2回目の今回は、夕暮れの時間が大好き!小豆島カメラの古川が、瀬戸内の夕陽の魅力をお伝えします。 瀬戸内海の夕陽 〜四季折々の美しさ〜 瀬戸内海には点々と島々が浮かび、穏やかな海が広がっています。夕暮れの時間、海と空がひとつに溶け合うように、茜色や黄金色に染まる光景は息を呑む美しさです。大小さまざまな

こどももおとなも楽しむ小豆島。~オートビレッジYOSHIDA~

小豆島で暮らす7人の女性が、小豆島の日常をOM SYSTEMのカメラで撮って伝えていく「小豆島カメラ」。普段は、日々の暮らしのなかで出会う、美しい景色、おいしい食べ物、会いたくなる人々をwebサイト〈小豆島カメラ〉とインスタグラム、Facebookで発信しています。 こちらでは、今月から「小豆島カメラがおすすめする、見たい、食べたい、会いたい小豆島」と題し、メンバーそれぞれの視点で、日々の発信(1枚の写真と短い文章)では伝えきれない小豆島のちょっと深いところをお届けしていき

「暮らしの中で見つけるスペシャルな瞬間を撮り続けたい」 - 三村 ひかり

みなさんこんにちは。(小豆島カメラ)の大川です。 メンバー同士がお互いにインタビューし、紹介してきた連載「わたしのまちのカメラ」、最後の7人目の紹介となります。 小豆島カメラ結成から約10年ですが、この連載を通して、メンバーの思いや魅力など、初めて知ることが多く、面白いなぁと思いました。 今回は、小豆島に2012年に家族で移住し、HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)として農業&カフェを営む、三村ひかりさんを紹介します。 ひかりさんは、いつも笑顔で思いっきり笑っている印

撮りたいものが見つかった、小豆島の出張写真館「しまもよう」 - 牧浦 知子

こんにちは、〈小豆島カメラ〉の三村ひかりです。 私たちは、小豆島での日々の暮らしのなかで出会う、美しい景色、おいしい食べもの、優しい人々をOM SYSTEMのカメラで撮影して発信しています。 小豆島カメラの7人のメンバーがお互いをインタビューし、ひとりずつ紹介していく連載「 わたしのまちとカメラ #小豆島カメラ 」を読んでいただけたでしょうか。 私も知らなかったメンバーの一面が書かれていたりして、お互いのことを改めてインタビューするのっておもしろいなと思いながら読みました

文章に写真をのせて - 坊野美絵

こんにちは!「小豆島カメラ」のメンバーの牧浦知子です。 今回は、私と同じ関西出身の移住者である「ぼーちゃん」こと坊野美絵さんをご紹介します。ぼーちゃんは小豆島カメラの関わるツアーやお仕事を主になって取りまとめてくれたり、頼れる妹のような存在です。 「写真を始めるきっかけは島へ移り住んだこと」 彼女がカメラに興味を持ったのは大学生の頃。その頃持っていたのはコンパクトデジタルカメラ。「出かける時にスナップを撮ったりはしててん。一眼レフに興味はあったけど学生やった自分にはカメラ

日常の中にあるキラキラした瞬間を - 太田有紀

こんにちは!小豆島カメラメンバーの古川です。 小豆島カメラのメンバー7人は、仕事や趣味、暮らし方も様々で、写真もそれぞれの視点で切り取られていて多様です。今回の記事では、お祭りを楽しむ地域の人、井戸端会議を楽しむおばあちゃん、凛々しく働く職人さんなど島のいろいろな人の写真をたくさん撮っている「太田有紀」さんを紹介します。 太田さんの写真には、笑い声や話し声が聞こえてきそうな素敵な写真がたくさんあって、なんだかこちらまで楽しい気分にさせてくれます。まるで一緒にその場にいるよう

カメラを携えて、醤油の世界を伝えていく - 黒島慶子

小豆島で暮らす7人の女性が、小豆島の日常をOM SYSTEMのカメラで撮って伝えていく「小豆島カメラ」。メンバー同士でインタビューを行い、一人ずつ紹介していく連載の第3回目です。今回は「ケリー」こと黒島慶子さんを太田有紀が紹介します。 醤油ソムリエールとして、全国の醤油蔵を訪ね歩くことをライフワークとする彼女の肩には、侍の刀の如く、常にカメラが携えられています。写真を通し、醤油や蔵人の魅力を伝えて19年余になる黒島さんは「きれいな写真が一枚あれば、言葉を並べるよりも瞬時に多く